維新・国民・有志の会の改憲案 緊急時の議会機能維持を目指すが批判も
2023-06-20
【記者たなか ゆうと・総合レポート】
日本の政治勢力、維新・国民・有志の会が提案した改憲案が注目を集めている。この改憲案では、緊急時において多数派の意思で衆院議員の任期を最大6ヶ月延長することが可能とされ、更なる延長や解散も禁止される。彼らは「国会の機能を維持するため」と主張しており、この案によって選挙権がいつまでも奪われることを懸念する声も上がっている。
緊急時において、政治権力の暴走を防ぐためには、民意を反映した議会の存在が求められるとの意見も根強い。しかし、維新・国民・有志の会はその議論に異を唱え、緊急事態においては一定期間の議員任期延長が必要であると主張している。
この改憲案には賛否両論が存在する。一方で、緊急時において政治の混乱を避けるために議会の機能を維持する必要があるとする意見もある。また、解散を禁止することで政権の不安定化を防ぎ、国政運営を安定させるとの主張もある。
しかし、一方でこの案に対しては批判も出ている。緊急時における議員任期延長の制度化は、選挙権の制約や民主主義の原則に反するのではないかとの指摘がある。また、一部の批判者は、この案によって政治権力の乱用や長期政権の樹立につながる可能性があると懸念している。
改憲案については今後の議論と検討が続くことになる。維新・国民・有志の会は、議会の機能維持という立場からこの案を提案しているが、その是非や具体的な影響は今後の動向に注目が集まっている。
【出典:Twitter(山添拓,@pioneertaku84)】